マルチカラーレーザー凝固装置MC-300


マルチカラーレーザー凝固装置MC-300 眼科の光凝固治療とは、強いレーザーを発射して、カメラのフィルムにあたる眼底を凝固する治療方法です。眼球の表面に目薬で麻酔をし、専用のレンズをあてて眼底にレーザー光を入れます。

 光凝固は、眼底の様々な病気の治療に用いられますが、以前は1つか2つ程度のレーザー光の波長しかなかったので、凝固する部位に応じて波長をきめ細かく選択することができませんでした。しかし、このマルチカラーレーザー光凝固装置は,細隙灯顕微鏡にレーザー装置が組み込まれたもので,凝固する組織に応じて最適な波長を選択でき,レーザー光の発信の安定性がよく,安全で確実な治療ができます。

 マルチカラーレーザーは、一台のレーザーで緑、黄、赤の異なる色のレーザーを出すことができます。緑<黄<赤の順に波長が長くなればレーザー光の深達度が高くなります。緑色や黄色はヘモグロビンに吸収されるので糖尿病網膜症などに使用します。黄斑部色素のキサントロフィルは緑色をよく吸収するため、黄斑部では使用できません。そのため、黄斑部では網膜毒性が少ない黄色を使用します。加齢性黄斑変性などの脈絡膜血管新生は網膜の奥まで届く赤色を使用します。その他、赤色はトラベクトレクトミー後のレーザー切糸、中心性網膜症、などにも使用します。


レーザー前
レーザー後
     
 
     
レーザー前
レーザー後
     
 



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