久里浜眼科

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加齢黄斑変性の新分類

加齢性黄斑変性は大きく2つに分けて
  [1]滲出型(ウェットタイプ)
  [2]萎縮型(ドライタイプ)
に分類されます。

加齢黄斑変性は欧米人に多い病気でしたが、近年、日本人にも急増している傾向があります。それに伴い、新分類と診断基準がまとめられました。
新しい分類の大きな特徴は、滲出型に特殊型としてポリープ状脈絡膜血管症(PCV)と網膜血管腫状増殖(RAP)が加わったことです。


加齢性黄斑変性の新分類
1.前駆病変

1)軟性ドルーゼン
2)網膜色素上皮異常

2.加齢黄斑変性
1)滲出型加齢黄斑変性
  特殊型として
  *ポリープ状脈絡膜血管症
  *網膜血管腫状増殖
2)萎縮型加齢黄斑変性


年齢50歳以上の症例において、中心窩を中心とする直径6000μm以内の領域に以下の病変がみられる



1 前駆病変

軟性ドルーゼン 網膜色素上皮異常が前駆病変として重要である

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眼底写真   OCT
 




2 滲出型加齢黄斑変性

主要所見 以下の主要所見の少なくとも一つを満たすものを確診例とする

[1] 脈絡膜新生血管


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眼底写真   OCT
 
     
FA   IA
 


[2] 漿液性網膜色素上皮剥離

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眼底写真   OCT
 
     
IA    
   

[3] 出血性網膜色素上皮剥離
[4] 繊維性瘢痕

随伴所見 以下の所見を伴うことが多い
[1] 滲出性変化
網膜下は灰白色斑(網膜下フィブリン)、硬性白斑、網膜浮腫、漿液性網膜剥離

[2] 網膜または網膜下出血



3 萎縮型加齢黄斑変性

脈絡膜血管が透見できる網膜色素上皮の境界鮮明な地図状萎縮を伴う

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眼底写真   OCT
 
     
IA   FA
 




4 除外規定

近視、炎症性疾患、変性疾患、外傷などによる病変を除外する



付記

1 軟性ドルーゼンは直径63μm以上のものが1個以上みられれば有意とする。
2 網膜色素上皮異常とは網膜色素上皮の色素脱失、色素沈着、色素むら、小型の漿液性網膜色素上皮剥離(直径1乳頭未満)をさす。
3 脈絡膜新生血管は、検眼鏡所見または蛍光眼底造影によって診断する。
検眼鏡所見として、網膜下に灰白色または橙赤色隆起病巣を認める。
蛍光眼底造影はフルオレセイン蛍光眼底造影またはインドシアニングリーン蛍光眼底造影所見に基づく。
4 漿液性網膜色素上皮剥離は、直径1乳頭径以上のもので、脈絡膜新生血管を伴わないものも含める。
5 出血性網膜色素上皮剥離は大きさを問わない。
6 網膜色素上皮の地図状萎縮は大きさを問わない。



治療

前駆型は、ビタミンC、ビタミンE、亜鉛などのサプリメントで治療を行います。
滲出型に関しては、滲出型の項目を参考にして下さい。




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