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> 翼状片と瞼裂斑
翼状片とは
球結膜下組織が三角形状に隆起し瞼裂部から角膜に侵入した状態です。
通常、鼻側から角膜に侵入しますが、まれに耳側からあらわれることもあります。
原因は不明ですが、紫外線やほこり、乾燥などの刺激が関係しているといわれています。
充血が生じたり、目がゴロゴロするなど異物感を感じます。
また翼状片が角膜直径の1/4の入り込んでくると角膜乱視が生じてくるので視力に影響が出てきます。
角膜への侵入が進行していく場合、手術で翼状片を切除することになります。
手術について
切除しただけでは再発しやすいため、遊離弁を作って縫い合わせています。
[1] 翼状片体部に局所麻酔をします。
[2] 結膜下の翼状片本体を抜去します。
[3] 結膜遊離弁を切除します。
[4] 遊離弁を逢着します。
手術直後
手術後
TMS画像(手術前)
TMS画像(手術後)
瞼裂斑とは
球結膜の角膜の側面に生じる黄色調の帯びた隆起です。
翼状片とは異なり角膜に侵入してくることはありません。加齢によるもので高齢者に多く見られます。
瞼裂斑が生じた場合、基本的にはそのまま様子を見ます。
隆起の発生により、ゴロゴロ感、涙が出るなどドライアイの症状が出た場合はドライアイの治療を行います。
瞼裂斑に炎症が起こった状態である瞼裂斑炎になった場合は目薬を用いて様子を見ることになります。
瞼裂斑
瞼裂斑(拡大)